2014年1月21日

文部科学省 「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)

2013.12.24に中央教育審議会大学分科会組織運営部会からだされた「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)が、文部科学省のホームページで公開されています。

ここでは事務職員に関する部分を抜粋してご紹介させていただきます。

(文部科学省/2014.01.20)(一部抜粋)

「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)

...(略)...
(事務職員の高度化による教職協働の実現)
◯ 事務職員については,従前は,大学間の人事交流が活発であった国立大学も含めて,同一大学内での勤務が続き,様々な職務環境において新たな知識やノウハウを学ぶ機会が少なくなる傾向にあると指摘されている。また,2年程度の短期間で様々な部署を異動することが多いため,専門性の高いスタッフを養成していくことが困難との意見もある。

◯ 今後,各大学による一層の改革が求められる中,事務職員が教員と対等な立場での「教職協働」によって大学運営に参画することが重要であり,企画力・コミュニケーション力・語学力の向上,人事評価に応じた処遇,キャリアパスの構築等についてより組織的・計画的に実行していくことが求められる。例えば,国内外の他大学,大学団体,行政機関,独立行政法人,企業等での勤務経験を通じて幅広い視野を育成することや,社会人学生として大学院等で専門性を向上させることを積極的に推進すべきである。

◯ また,前述のURAやアドミッション・オフィサー,カリキュラム・コーディネーターをはじめとする,高度の専門性を有する職種や,事務職員等の経営参画能力を向上させるため,大学が組織的な研修・研究(スタッフ・ディベロップメント(SD)を実施することも重要である。
...(略)...

[関連サイト]
「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)(本文1/3)
「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)(本文2/3)
「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)(本文3/3)
「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)(付属資料)
「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)(概要)

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://university-staff.net/mt/mt-tb.cgi/6711