2013年10月19日

平成25年度私立大学等改革総合支援事業について(文部科学省)

文部科学省は、
平成25年度より「大学力」の向上のため、大学教育の質的転換や、特色を発揮して地域の発展を重層的に支える大学づくり、産業界や国内外の大学等と連携した教育研究など、私立大学等が組織的・体系的に取り組む大学改革の基盤充実を図るため、経常費・設備費・施設費を一体として重点的に支援する「私立大学等改革総合支援事業」を、日本私立学校振興・共済事業団と共同して実施するようです。

(文部科学省/2013.10.18)(一部抜粋)

平成25年度私立大学等改革総合支援事業について

【趣旨】
 文部科学省では、平成25年度より「大学力」の向上のため、大学教育の質的転換や、特色を発揮して地域の発展を重層的に支える大学づくり、産業界や国内外の大学等と連携した教育研究など、私立大学等が組織的・体系的に取り組む大学改革の基盤充実を図るため、経常費・設備費・施設費を一体として重点的に支援する「私立大学等改革総合支援事業」を、日本私立学校振興・共済事業団と共同して実施します。

【平成25年度予算額】
 178億円(経常費122億円、活性化設備費45億円、施設・装置費11億円)

//支援対象校の選定//
○タイプ1「建学の精神を生かした大学教育の質向上」(大学教育質転換型)
 <250校程度>
 全学的な教学マネジメント体制の下、建学の精神を生かした教育の質向上のためのPDCAサイクルが実践されている大学を支援する。特に、学生の学修時間の確保のための取組として、シラバスへの学修時間等の明記、学修時間の把握等の取組を重点的に評価する。

○タイプ2「特色を発揮し、地域の発展を重層的に支える大学づくり」(地域特色型)
<150校程度>
 地元自治体、産業界等との連携の下、地域が求める人材の育成、地域貢献、生涯学習機能の強化など、特色を発揮し、全学的に地域の発展を重層的に支える大学を支援する。特に、地元産業界等と連携した教育プログラム(正規の課程の他、社会人の学び直しのための履修証明プログラムを含む)の実施を重点的に評価する。

○タイプ3「産業界など多様な主体、国内外の大学等と連携した教育研究」(多様な連携型)
 <100校程度>
 全国的な産業種別団体、先端的な技術等を有する企業等や国内の大学等と連携した高度な教育・研究を行う大学、海外大学との連携等により、世界的に活躍できる人材の育成等に取り組む大学等を支援する。

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