2013年5月21日

平成25年度科研費(補助金分・基金分)の配分について(文部科学省)

文部科学省から科学研究費補助金及び学術研究助成基金助成金のうち、2013年4月1日に交付内定が行われた研究種目を中心に配分結果がとりまとめられた資料が公開されています。

(文部科学省/2013.05.20)(一部抜粋)

平成25年度科研費(補助金分・基金分)の配分について

■平成25年度の科研費の予算の状況について
平成25年度の予算額は、2,381億円で、対前年度185億減(約7.8%減)となりましたが、助成額ベースで見ると対前年度11億円増(約0.5%増)の2,318億円になっています。

■科学研究費の平成25年度応募・採択の状況について
<応募・採択状況>
○ 科学研究費の平成25年度(4月現在)の新規応募件数は9万1,626件で、前年同期の8万6,874件より4,752件増加しています。

○ 平成25年度(4月現在)の新規採択件数は2万5,151件で、前年同期の2万4,673件より478件増加しており、新規採択率は27.4%で、前年同期の28.4%よりやや低下しています。

○ 平成25年度より「若手研究(B)」については、研究計画が新興・融合的で、複数の分野での審査を希望する場合に、審査希望分野として二つの細目を選択できるようにしましたが、複数細目を選択したのは「若手研究(B)」の応募者のうちの20.8%(4,219件)で、採択件数は1,252件(新規採択率29.7%)でした。

○ 今後、「特別推進研究」、「新学術領域研究(研究領域提案型)」、「基盤研究(S)」、「研究成果公開促進費」の一部、及び「研究活動スタート支援」の研究課題(新規採択分)の配分結果が加わります。

<配分額>
○ 科学研究費の平成25年度(4月現在)の新規採択分の配分額(直接経費)は約560億円で、前年同期(約566億円)に比べ約6億円減少していますが、新規採択分と継続分を合わせた配分額(直接経費)は約1,570億円で、前年同期(約1,550億円)より約20億円増加しています。また、直接経費と間接経費を合わせた配分額は新規採択分で727億円、継続分と合わせると約2,039億円となっています。

○ 1課題当たりの平均配分額について見ると、平成25年度(4月現在)の新規採択分は222万6千円で、前年同期(229万6千円)より7万円低くなっています。また、新規採択分と継続分を合わせた平均配分額は222万5千円で、前年同期(228万1千円)より5万6千円低くなっています。

○ 平成23年度より基金化された3研究種目の新規採択分について見ると、1課題当たりの研究期間全体での平均配分額(直接経費)は、319万8千円となっており、昨年よりも12万9千円低くなっています。

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