『学生相談と発達障害』
(株式会社学苑社)(一部抜粋)//目次//
はじめに
第1章 発達障害という視点が学生相談にもたらしたもの 高石 恭子
第2章 入学期--信頼できる人間関係ができるまで 大倉 得史
事例1 「障害特性」では片付けられない
事例2 信用してません
第3章 アルバイトと課外活動--大学の外の社会、大学の中の社会 佐々木玲仁
事例1 アルバイトへの着地
事例2 サークルのルールと自分のルール
第4章 自己理解・他者理解--中間期の課題 毛利 眞紀
事例1 僕は、友達はいらない
事例2 納得できないのはだめですか?
第5章 専門課程に進んだとき
--「専門」という安全地帯、少数指導という親密関係の困難 渡部 未沙
事例1 実験なら頑張れる
事例2 語り尽くしたいのに
第6章 学外実習・留学・インターンシップ
--教育機関としての責任と個人の学ぶ権利 高橋 寛子
事例1 つながりの実感
事例2 夕暮れの空の色
第7章 就職活動--具体的な就労に向けて 岩田 淳子
事例1 普通の就職活動
事例2 老後の心配
第8章 卒業期--巣立ちのとき 中川 純子
事例1 部・分・成・立
事例2 水の面
第9章 大学院生として--研究者の卵としてぶつかる壁 石金 直美
事例1 出会いから、自己表現の通路・ツールの模索
事例2 そして事件は起こった
第10章 卒業後--社会で生きるということ 千田 若菜
事例1 障害者雇用への転身
事例2 努力の結果の混沌
終 章 事例にみる発達障害の学生相談 岩田 淳子・高石 恭子
あとがき