2012年3月30日

東京藝術大学 財団法人新国立劇場運営財団と協定を締結

東京藝術大学は、
財団法人新国立劇場運営財団と協定を締結し、教員のオペラ公演出演や学生のオペラ制作現場見学など様々な面で協力していくようです。

(東京藝術大学/2012.03.29)(一部抜粋)

東京藝術大学と新国立劇場が連携・協力に関する協定を締結

 3月23日、新国立劇場において、東京藝術大学は財団法人新国立劇場運営財団との連携・協力に関する協定書を取り交わしました。

 この協定は、両者が、我が国のオペラ制作および芸術文化の発展に資することを目的とし、新国立劇場での公演・人材交流・人材育成などについて連携・協力を推進するために締結したものです。調印式は、宮田亮平学長と福地茂雄財団法人新国立劇場運営財団理事長、尾高忠明 本学音楽学部教授・新国立劇場オペラ芸術監督らが出席しおこなわれました。

 新国立劇場は、「国際的に比肩しうる高い水準の現代舞台芸術を自主制作により公演すること」を目標としてオペラ公演を行っており、国籍にとらわれず芸術的な質の確保を第一義に置いてキャスティングを行う一方、日本人歌手の育成を国立の劇場の使命と捉え、近年実力の向上がめざましい日本人歌手の出演機会を増やすことを重要な課題としています。音楽大学との連携・協力を模索するなかで、そのさきがけとして、共に国立の機関として我が国の芸術文化の発展に向け歩みを同じくする本学との協定締結を実現しました。

 本学も、新国立劇場との連携・協力は大学の教育・研究水準の向上を図るうえで有意義と捉えており、教員のオペラ公演出演や学生のオペラ制作現場見学など様々な面での教育・研究の効果を期待しています。

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