鹿児島大学 焼酎「宇宙だより」
鹿児島大学では、
鹿児島県酒造組合との共同事業として、国際宇宙ステーションに16日間滞在した焼酎麹と焼酎酵母を用いて仕込んだ新焼酎「宇宙だより」を発売しているようです。
(鹿児島大学/2012.01.20)(一部抜粋)宇宙を旅した麹と酵母を用いた新焼酎「宇宙だより」が完成、試飲会(利き酒)を開催
平成23年5月16日打ち上げられたスペースシャトルエンデバー号の最終フライトに搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に16日間滞在した焼酎麹と焼酎酵母を用いて仕込んだ新焼酎が完成し、「宇宙だより」と命名され発売されることになりました。
このプロジェクトは、教育・研究と共に大学憲章の柱である地域貢献の一つとして昨年4月、鹿児島大学と鹿児島県酒造組合の共同事業として開始し、本学では農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター(旧焼酎学講座)と医歯学総合研究科の馬嶋研究室が中心となって進めてきました。
宇宙を旅した麹・酵母は、帰還後、本学で焼酎製造に適した菌が分離され、酵母は焼酎・発酵学教育研究センターから、麹は河内源一郎商店で培養後、焼酎メーカー各社に送られました。各メーカーは、3種類の麹(黒麹・白麹・黄麹)と3種類の酵母(鹿児島2号酵母K2、鹿児島5号酵母H5、篤姫酵母)の中から好みの組み合わせを選んで仕込み、12種類の新焼酎が完成しました。ラベルは、洋画家の黒瀬道則氏のデザインによるもので、初回は各メーカーの焼酎12本をセットとし、2,000セットが1月27日に発売になります。なお、新焼酎の売り上げの一部は東日本大震災の義援金に充てられることになっています。...(略)...
[関連サイト]
・【芋】 宇宙だより