2011年7月 1日

国士舘大学 学内ICTシステムをクラウドサービスに完全移行

国士舘大学は、
日本マイクロソフト株式会社と連携し、学内ICTシステム(入試管理、履修管理、Eラーニング、学術リポジトリ、図書館、就職支援、財務会計、人事・給与など)を、マイクロソフトの提供するクラウドサービスに完全移行するようです。

(日本マイクロソフト株式会社/2011.06.30)(一部抜粋)

国士舘大学と日本マイクロソフトが連携し、先進的な学生向け ICT サービスの提供を目指し国内の大学として初の学内 ICT システムの全面クラウド化を実現

 国士舘大学は、日本マイクロソフト株式会社と連携し、学生向けサービスの充実を目指し、国内の大学としては初めて学内ICTシステムを全面クラウド化することをお知らせします。

 国士舘大学は、少子高齢化や教育ニーズの多様化という社会的な背景を受けて、ICTを活用した学生向けサービスの充実で他大学との差別化を図ると共に、年間約9億6000万円に上るICT関連経費の削減によって大学の経営体質の強化を目指しており、学内に点在するさまざまなシステムを「フルクラウド化」することを決定しました。
 国士舘大学は、さまざまなベンダーから提供されているクラウドサービスを比較検討した結果、開発生産性、運用コスト、システム間連携や横断検索などの機能に優れたマイクロソフトのクラウドサービスを選択しました。

 具体的には、入試管理、履修管理、Eラーニング、学術リポジトリ、図書館、就職支援、財務会計、人事・給与など個別に管理していた学内システムをマイクロソフトの提供するクラウドサービス(Windows Azure(TM) Platform、SharePoint(R) Online、Microsoft Dynamics(R) CRM Online、Live@edu)に完全移行します。
 国士舘大学は、クラウドを全面活用することで、学生に対して場所や時間を選ばない学習環境を提供すると共に、データ容量に縛られないというクラウドの特長を活かして、学生が在学中に残す資料やレポート、さらには学内のコミュニケーションの履歴をすべて蓄積し、活用することが可能になります。また、ホストコンピュータの廃止と約200台のサーバーのクラウド環境への移行により、約30%のICT関連コストの削減を見込んでいます。
 2011年4月より入試管理、履修管理、学術リポジトリなど一部のサービスの移行が行われ、2011年9月までに完全移行を予定しています。
 さらに、「フルクラウド化」にあたっては、既存システムの移行にとどまらず、クラウドの特長を活かした先進的な学生向けICTサービスの提供を行います。

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