大学等設置に係る寄附行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況調査の結果について(平成22年度)(文部科学省)
文部科学省は、
平成22年度の「大学等設置に係る寄附行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況調査」の結果を取りまとめ、ホームページ上で公表しております。
(文部科学省/2011.02.04)(一部抜粋)大学等設置に係る寄附行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況調査の結果について(平成22年度)
この度、平成22年度の「大学等設置に係る寄附行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況調査」の結果を取りまとめましたので、お知らせします。
//調査の目的//
本調査は、「学校法人の寄附行為及び寄附行為の変更の認可に関する審査基準」(平成19年文部科学省告示第41号)第6の3に基づき、大学等設置に係る寄附行為(変更)認可時の設置計画及び留意事項が確実に履行されているかを確認し、併せて学校法人の経営の実態を把握し、学校法人の健全な経営の確保に必要な指導、助言を行うため、大学設置・学校法人審議会学校法人分科会において実施するものです。なお、本調査とは別に「大学の設置等の認可の申請及び届出に係る手続等に関する規則」(平成18年文部科学省令第12号)第14条等に基づく設置計画履行状況調査が行われていますが、これは設置された大学等を対象として、その教育水準の維持・向上及び主体的な改善・充実に資することを目的としており、本調査とは対象及び目的が異なります。
//平成22年度調査結果//
調査の結果、当該学校法人の運営に問題点や課題等があれば、留意事項として通知されます。
今回の調査結果として、各学校法人に付した留意事項は別紙2のとおりである。留意事項が付された学校法人については、その改善に積極的に努め、健全な学校法人経営及び運営の確保に留意していくことが求められます。
留意事項に記載されていること一部をご紹介します。
●入学定員比の平均が0.7倍未満となっていることから、今後の定員充足の在り方について検討すること。
●定員超過の是正に努めること。
●評議員の構成が特定の親族に偏っているので、その構成の見直しについて検討すること。
●理事会・評議員会の運営に関し、以下の事項について適切に行うこと。
・決算に関する理事会・評議員会の開催順序
●理事会・評議員会の運営に関し、以下の事項について適切に行うこと。
・持ち回り決裁により決議された事項については、今後正式に開催された理事会により追認を行うこと