大東文化大学 学科予算等の不正流用により教員を刑事告訴
大東文化大学は、
学科予算等の不正流用及び海外出張補助金の不正請求の事実があったとして教員を刑事告訴したようです。
(大東文化大学/2010.12.24)(一部抜粋)このたび,大東文化学園は,大東文化大学環境創造学部長(教授)による学科予算等の不正流用及び海外出張補助金の不正請求の事実が発覚したことを受け,平成22年12月24日,文部科学省及び私学事業団に報告を行い,同日,高島平警察署に対し刑事告訴いたしましたことをご報告いたします。
このような不正行為が大学内で行われたこと及び不正行為を見過ごしていたことについて,学生,保護者をはじめとする大学関係者のみなさま,環境創造学部をはじめとする本学卒業生のみなさま,日頃より本学に対し,ご理解とご支援をいただいておりますみなさま,私立大学の発展にご理解とご支援をいただいておりますみなさまに対し,大変なご迷惑,ご心配をおかけしましたことについて,学長として,深くお詫びを申し上げます。
私立大学は学生,保護者のみなさまからの大切な学納金と国からの補助金により運営されている機関であり,その公共性,社会的使命は極めて高く,そのような中で不正行為が行われたことの責任は極めて重いものと認識しております。
今回の問題には,一教員の個人的な不正行為にとどまらず,それを見過ごしていた学内の体制にも原因があると判断いたします。大学といたしましては,この問題を一教員の事件として終わらせず,再びこのような問題が発生しないよう,今後の体制をあらゆる側面から見直し,再発防止に全教職員で取り組んでまいる所存です。
今,私自身が何よりも最優先で取り組むべきことは,このような事態を招き,在籍する学生のみなさまに多大な迷惑と不安を抱かせたことに対し,一刻も早く学内の平穏を回復し,安心して学生生活を送れるように努めることと自覚しております。
今回の不正行為につきまして,大学を代表いたしまして謹んでお詫び申し上げますとともに,今後の再発防止への真摯な取り組みをお誓いいたします。