秋田大学 秋田大学北秋田分校を開設
秋田大学は、
北秋田市役所内に秋田大学北秋田分校」を開設したようです。
(秋田大学)(一部抜粋)秋田大学は、秋田県の県北地域における新たな拠点として「秋田大学北秋田分校」を北秋田市役所内に開設し、11月17日にはその開設を祝うセレモニーを開催しました。
秋田大学と北秋田市は昨年10月に協定を締結。同市の特産品である珪藻土を含む豊富な地域資源を活用した産業振興、公開講座や高大連携等を通じた人材育成など、様々な面で協力していくこととしており、今年5月には本学教員をメンバーに含む「珪藻土等地域資源利活用検討会」が発足しています。
セレモニーではじめに、分校の看板を北秋田市役所玄関に上掲。続いて行った記者会見で、吉村昇学長は「秋田県の高等教育機関は秋田市に集中しており、県南・県北地域は高等教育機関の空白地帯であった。分校開設を機に、北秋田市からのニーズをくみ上げて、それに応えるような大学の教育研究資源を提供していきたい。そして秋田大学と北秋田市が共に発展していければ」と話しました。分校の取組には秋田銀行も参画します。北秋田市、秋田銀行、秋田大学が三者一体となって「珪藻土をはじめとする豊富な地域資源の活用」、「教育資源の提供」、「地域との交流による観光資源発掘や情報発信」の3つのテーマを軸に活動を展開します。秋田大学の分校開設は、県南地域の拠点として昨年設置した横手分校に続いて2例目となります。
またセレモニー当日は、小説家の西木正明氏(秋田大学客員教授)が「わたしの小説の書き方」をテーマとする講演会を開催。多くの北秋田市民が講演に耳を傾けました。