2010年4月21日

静岡大学 指静脈情報による「生体認証統合システム」の実運用を開始

静岡大学は、
指静脈情報による建物・フロア・研究室への入退室管理や、情報システムの利用認証を行う「生体認証統合システム」の実運用を開始したようです。

(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社/2010.04.15)(一部抜粋)

静岡大学、指静脈認証統合システムの実運用を開始。NTT西日本、CTC、FDSがシステム構築を担当

国立大学法人 静岡大学は、学生、教職員および関係者約20,000人が使用する学内情報基盤システムと、建物や研究室の入退室管理を一元化した「生体認証統合システム」の実運用を開始しました。これは、建物・研究室などの出入口に設置される「指静脈・ICカード認証装置」と、静岡大学の学内情報システムが設置されているクラウドコンピューティングセンター内のシステムを連携させた国公立大学では始めての例となります。

従来、情報システムにログインする場合と、学内の主要個所への入退室を行う場合はそれぞれ異なる認証手段を用いなければなりませんでした。しかし、今回開発したシステムにより、「利用者自身のみ」が有する指静脈情報で入退室から情報システムの利用がシームレスで可能となりました。 その結果、教職員の出退勤管理、授業の出欠管理、証明書の自動発行などが簡単に自動化できるようになるとともに、なりすましや偽造の危険性のない、堅牢で安全な情報システム基盤が整備されました。

今後20,000人の利用者の指静脈情報登録を推進し、2010年度中にほぼ全員が登録完了する見込みです。また、指静脈認証装置は数年以内に学内のほとんどの主要建物・フロア・研究室・教室など約700ヶ所に設置する予定です。...(略)...

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