「平成21年度法科大学院認証評価実施結果報告」 (大学評価・学位授与機構)
大学評価・学位授与機構は、、
2009年度の法科大学院認証評価実施結果を公開しています。
なお、静岡大学大学院法務研究科法務専攻が適合していないとする評価結果となったようです。
(大学評価・学位授与機構/2010.03.29)(一部抜粋)//評価結果//
平成21 年度に本評価を実施した3法科大学院のうち、2法科大学院が評価基準に適合しており、1法科大学院が適合していないとする評価結果となりました。
また、平成21 年度に追評価を実施した3法科大学院のすべてが、先の評価と併せて、評価基準に適合しているとする評価結果となりました。//評価基準に適合していない法科大学院//
・静岡大学大学院法務研究科法務専攻
なお、適合していないとする理由は以下のとおり。
(大学評価・学位授与機構/2010.03.27)(一部抜粋)基準3-3-1及び基準4-3-1を満たしていないため。
その具体的な内容は、次のとおりである。
○ 在学の最終年次において、学生が履修科目として登録することのできる単位数は、それまでの履修実績や選択科目の履修可能性の拡大等を考慮し、44 単位が上限とされていることに加えて、進級が認められた場合の再履修科目単位数について、4単位を限度として、履修登録可能な単位数に算入しないものとされていることから、実際には44 単位を超える履修が容認されている。(基準3-3-1関連)
○ 法学未修者の1年次には、法律基本科目の必修科目として刑事訴訟法に係る4単位を含む28 単位が開設されているのに対し、法学既修者として認定した者には、法学既修者認定試験において当該科目に係る試験が課されておらず、修得したものとみなされる単位数は24 単位にとどまっていることから、法学既修者として認定した者について認める在学期間の短縮が、修得したものとみなされる単位数との関係を適切に考慮したものとなっていない。(基準4-3-1関連)