2009年9月18日

専修大学 創立130年を迎え「創立130年宣言」

専修大学は、
創立130年を迎え、理事長・学長が「創立130年宣言」を行ったようです。

(専修大学/2009.09.16)(抜粋)

創立130年宣言

専修大学は、本日ここに創立130年を迎えました。
相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人の創立者たちは、幕末の動乱の中を生き抜き、明治維新後、米国に渡り、近代の学問を習得し、帰国後市民レベルから高等教育を行い、社会の屋台骨を支える人材を育成するという熱き思いで専修学校を立ち上げました。
明治13年9月にスタートした専修学校から、今日の専修大学まで130年の間、創立者たちの高等教育にかける熱き思いは、各世代に受け継がれてきました。
本日の銀座から神保町までの、各時代の服装をまとったパレードで示された第1世代から第5世代に至る校旗の継承の如く、創立者たちの襷は繋がれ、専修人の絆を創り上げてきました。
その世代というのは、第1世代が専修学校の創立の時代であり、第2世代が旧制大学の苦難の時代であり、第3世代が新制大学の復興の時代であり、第4世代が大学拡張の時代であり、そして、今、私達の第5世代の大学改革の時代であります。
この平坦ではなかった大学の歴史の中にあっても、建学の精神に基づく高等教育が行われ、社会に有意な人材を多数輩出してきました。
本日、創立130年を迎え、私達第5世代の行うべき責務は、本学の21世紀ビジョンである社会知性の開発に努め、創立者たちが思い描いた社会の骨格を担う人材を輩出し続け、大学としての品格と大学力を持って、次の世代へと創立者の襷を繋ぐことであります。
この責務を果たすことを誓い、創立130年宣言といたします。

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