東北大学 論文の不正行為
東北大学は、
匿名情報による告発と日本細菌学会からの告発があったため調査委員会を設置し、論文の不正について調査を行い、その調査結果を公表しています。
(東北大学/2009.04.21)(一部抜粋)平成20 年7 月1 日付けで日本細菌学会の笹川千尋理事長から本学の井上明久総長宛てに、
大学院歯学研究科教員3 名(高田春比古教授、菅原俊二教授、上原亜希子助教)に関わる研
究不正行為に対する告発状が提出され、以下の事項について回答依頼があった。
(1)論文16 編(2001~2008)35 事項に対する不正行為の事実確認
(2)当該行為がいかなる状況、事由により発生したか。
(3)当該行為がなぜ長期に及び、また発生初期に防止できなかったか。
この告発状を受けて、学内に「歯学研究科における研究不正疑義に関する全学調査委員会」
を設置し、本件に係る調査を行った。//調査結果について//
...(略)...本学は、本件において、画像データの流用が平成13 年から平成20 年までの長期にわたり、繰り返して行われていたものと判断し、本学ガイドラインの規定に照らして、11 論文20 項目という多岐にわたる研究不正、すなわち捏造と改竄及びそれらの複合があったものと認定した。...(略)...
[関連サイト]
・歯学研究科における研究不正疑義に関する全学調査委員会調査報告書
・歯学研究科における研究不正疑義に関する全学調査委員会調査報告書(関連経費)