2009年3月13日

京都大学 男女共同参画推進アクション・プランを策定

京都大学は、
「男女共同参画推進アクション・プラン」を決定し、平成21年度からの5年間、本アクション・プランに沿って男女共同参画の一層の推進を進めていくようです。

(京都大学/2009.03.11)(一部抜粋)

京都大学男女共同参画推進アクション・プランについて (2009年3月11日)

京都大学では、これまで「京都大学における男女共同参画の基本理念・基本方針」(平成18年3月)に基づき、男女共同参画を推進してきました。

 このたび、これまでの取組等を踏まえ、京都大学における男女共同参画の一層の実現を図るため、平成21年度からの5年間について、男女共同参画推進アクション・プランを推進することとなりました。

//京都大学男女共同参画推進アクション・プラン//

男女共同参画の視点に立った教育・研究および就業の確立

(主に教職員対象)
1.役員、部局執行部、全学委員会等の大学の意志決定組織におけるジェンダー・バランスに配慮し、女性比率を高めるよう努める。【本部、各部局】
2.各部局は、教員・研究員の採用・昇任の際に、女性であることのみを理由とした不利益な評価がなされていないかどうかについて、確認を行う。【各部局】
3.職員の採用・昇任については、優れた能力・技術等を有する有為な人材を選考する中で、積極的に女性職員の採用・昇任を進める。
幹部職員は、女性職員の昇任に配慮し、積極的に登用面接の受験を勧めるとともに、育成につとめる。
10年後(2019年)までに、女性比率を少なくとも専門職員25%、専門員15%、課長・事務長以上10%とすることを目指す。【総務部】
4.女性職員の昇任促進を目指して、職員間のメンター制度を設け、研修会を開催する。【総務部】

(主に学生・次世代研究者対象)

5.京都大学優秀女性研究者賞(たちばな賞)による若手女性研究者の顕彰など、その育成に資する取組を継続する。【研究推進部、女性研究者支援センター】
6.女性研究者・女子学生への教育研究支援制度を拡充・周知する。【研究推進部、女性研究者支援センター、学生部】
7.女性研究者による次世代女性研究者へのメンター制度や交流を推進する。【女性研究者支援センター】
8.女子学生・女子留学生が入居できる寮を充実する。【学生部、学生センター】

(施設・環境の改善と整備)

9.女子トイレ、洗面所、休憩室等の施設・設備の設置・改善や、夜間照明設備の整備を図る。【施設環境部、各部局】
10.学内の夜間巡回警備を強化する。【契約・資産事務センター、各部局】
...(略)...

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