2009年1月20日

札幌大谷大学短期大学部 専任教員の勤務時間について文部科学省から口頭による指導

札幌大谷大学短期大学部は、
専任教員の勤務形態について、文部科学省より口頭による指導を受けたようです。

(札幌大谷大学短期大学部/2009.01.16)(一部抜粋)

新聞報道について

 このたび 平成21年1月16日 北海道新聞朝刊及び夕刊にて本学短期大学部音楽科に関し,「専任教員の勤務形態について」の報道がなされました。
 この件につきましては,関係の皆様に大変ご心配をお掛けしたことお詫び申しあげます。

 このたびの報道に関しまして以下のとおりご説明申しあげます。
 掲載記事のとおり,先般,文部科学省より本学短期大学部音楽科の専任教員の勤務形態について口頭による指導を受けたところでございます。
 指導の内容は,短期大学設置基準で定められております専任教員について,勤務日数及び勤務時間が専任としては少ないのではないかとのこと,また,教授会において教員組織の連携を図ることであります。

..(略)...

文部科学省は「専任教員が,当該大学等における教育研究活動を本務とし,これに従事する時間などの割合が,他に従事する業務などと比べて著しく高いことを想定している。」とのことで,音楽科専任教員の勤務実態と照らし合わせた際,学外での教育研究活動の割合が高い教員もおり,「専ら」とは言い難いとのご指摘でありました。
 本学はこのたびの指導を真摯に受け止め,直ちに次年度よりオフィスアワー制度(教員が研究室に待機している日時を決め,学生からの質問や相談に応じる制度)の導入や教授会には原則出席することとする等の改善策をまとめ,文部科学省に提出し,ご理解をいただきました。
 なお,朝刊において『「相談したい時,先生がいない」との不満が出るなど,教育の質の低下が懸念される』と記載されておりますが,本学では併設の四年制大学音楽学部と一体となり,音楽学部の専任教員と十分な連携のもと教育並びに学生指導にあったております。

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