2008年12月 8日

早稲田大学 ハラスメントに関する相談情報等が流出

早稲田大学では、
嘱託職員が学外に持ち出した、大学に寄せられたハラスメント全般に関する相談情報など合わせて719件の情報が流出したようです。

(早稲田大学/2008.12.04)(一部抜粋)

個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ

早稲田大学では、大学に寄せられたハラスメント全般に関する質問・相談情報等の受付リストの一部が流出したことを確認いたしました。このような事態を招き、関係者の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
 ハラスメント防止委員会および同委員会相談受付における情報管理に関しては、個人情報を取り扱う事ができる者を業務上必要最低限の範囲に限定した上で、文書における匿名化を進めるなど、守秘義務を厳密に確保した情報管理体制をとってまいりました。
 しかし、特定職員のルール違反による行動により、情報の秘匿性を前提にご相談いただいた皆様の信頼を裏切ることとなり、誠に申し訳ございません。
 流出した情報の件数や項目について特定できましたので、お知らせいたします。

//個人情報流出の経緯//
 2008年7月、今回流出した情報の取り扱いを許可されていた嘱託職員が整理作業を進めるために、本学において個人情報の持ち出しが禁止されているにもかかわらず、データを自宅に持ち帰りました。同年11月に、その作業中のファイルが学外のウィルスに感染したPCからファイル交換ソフトを介して流出したと考えられます。

//流出した情報の範囲//
内 容:1999年4月~2007年5月の間に、大学に寄せられたハラスメント全般に関する質問・相談情報等の受付リストの一部
件 数:719件
項 目:「通し番号」、「相談年月日」、「申立人氏名(性別・所属)」、「ハラスメントの分類(セクハラ、アカハラ、パワハラ、ストーカー、その他等)」、「相手方氏名(性別・所属)」、「相談方法」、「対応(電話相談、面談、苦情処理等)」、「申し込み経路/来室契機」等
※リストには相談内容の詳細など事案の具体的な記載はありません。また、分類は受付時に付したものであり、必ずしも分類の区分に応じた事実の有無が確認されたことを意味するものではありません。
※流出した情報内容の詳細や真偽に関するお問い合わせにつきましては、個人情報保護の観点から、ご本人であることの確認を経ない限り、回答を控えさせていただいております。 ...(以下略)....

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