慶應義塾大学 特殊切手「慶應義塾創立150年記念」
郵便事業株式会社は、
慶應義塾が、2008年で創立150年を迎えることを記念して、特殊切手「慶應義塾創立150年記念」及び「慶應義塾創立150年記念切手帳」を発行するそうです。
(郵便事業株式会社/2008.09.08)(一部抜粋)郵便事業株式会社は、慶應義塾が、本年(2008年)で、近代総合学塾としてアジア全域でもほとんど例をみない創立150年を迎えることを記念して、特殊切手「慶應義塾創立150年記念」及び「慶應義塾創立150年記念切手帳」を発行いたします。
//切手デザインについて//
(1) 福澤諭吉肖像写真
慶應義塾の創始者である福澤諭吉(1835-1901)の肖像写真。1862年にパリで撮影されたもので、紙幣で見慣れた肖像とは異なり、慶應義塾開塾の頃の精かんな姿を伝えています。
(2) 三田キャンパス図書館旧館内のエンブレム
エンブレムに描かれているペンの記章は、元々塾生が考案し使い始めたものを、後に塾が公認したものです。1885年頃の教科書に掲載されていた「ペンには剣に勝る力あり」という句を基に考案されたといわれています。
(3) 三田キャンパス図書館旧館
慶應義塾創立50年を記念して建設され、1912年に開館した図書館で、国の重要文化財に指定されています。煉瓦と花崗岩のゴシック式洋風建築で、八角塔を備えたこの建物は、校章など様々な装飾が施されています。
(4) 早慶戦
1903年、慶應義塾体育会野球部に早稲田大学野球部から挑戦状が送られたことから始まる早慶野球試合は、今なお両校がよきライバルとして熱戦を繰り広げます。
野球に始まった早慶戦は、両校の他のスポーツにも波及し、1899年に慶應義塾の英文学教員E・B・クラークが塾生に指導したことから生まれた日本のラグビーの早慶戦も長い伝統を誇ります。
(5) 三田キャンパス慶應義塾図書館旧館内の大ステンドグラス
文明を象徴する女神が、ペンマークを手に扉を開き、それに対して封建社会を象徴する鎧武者が白馬を降りて迎えている図で、ステンドグラスの最下部には、ラテン語で「ペンは剣よりも強し」と書かれています。1915年に作られたこのステンドグラスは、戦災により焼失しますが、1974年に復元されました。
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・プレスリリース - 慶應義塾大学