2008年9月 9日

札幌学院大学 サーバ上の成績情報が閲覧可能に。

札幌学院大学は、
非常勤教員が使用しているレンタルサーバー上の成績関連データ(49名分)が、外部者からアクセスされたとして、報告とお詫びをホームページ上に掲載しています。

なお、このレンタルサーバは、
教員が個人的に使用しているレンタルサーバーだったようです。



(札幌学院大学/2008.09.05)(一部抜粋)

学生個人情報の漏洩について

このたび、本学の非常勤講師が担当科目の成績情報等が入ったデータを学外レンタルサーバに格納していたところ、そのデータが外部者からアクセスされ、入手されるという事件が発生しました。このデータには履修生の氏名、成績評価等の個人情報が収められていました。
本学では、過去に学生の個人情報が入ったパソコンが紛失するという苦い経験から、様々な情報セキュリティ対策を講じ、教員には「個人情報保護に関するガイドライン」を通じて周知徹底を図るほか、定期試験時期には「答案用紙」や「採点簿」の適切な管理を文書で呼びかけてまいりました。それにもかかわらず、このような事態を招いたことは極めて遺憾であり、履修生及び関係する皆さまに心からお詫び申し上げます。

//データに収められていた情報//
   学籍番号、氏名、成績評価

//経緯//
・非常勤講師は、利用しているレンタルサーバに当該データを7月末に格納しました。
・非常勤講師は、それらデータが外部者によって閲覧・ダウンロードされていることを、8月19日に外部者当人からのメールによって知りました。
・非常勤講師は、8月21日に該当ファイルを削除しました。
・本学は、以上の経過報告を8月29日に非常勤講師から受けました。

//本学の対応//
(1) 報告を受けた当日の8月29日付で、当該履修生49名に情報ポータルを通じてお詫びし、概要を報告するとともに注意を喚起しました。
(2)非常勤講師の本務校の対応を待って、文部科学省には9月5日付で報告書を提出しました。
(3) 今後は、再発防止のために、本学教職員はもとより非常勤講師への個人情報の慎重な取り扱いについて指導管理を徹底する所存です。

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