2008年9月 8日

島根大学 労働時間管理等について是正勧告

島根大学は、
出雲労働基準監督署から勤務時間の管理について是正勧告等をうけたようです。

(島根大学/2008.09.04)(一部抜粋)

勤務時間の適正管理について

本学医学部における労働時間管理等について,本年5月及び本年8月に是正勧告及び指導を受けました。
これを受け,本学医学部における時間外労働に対する手当ての不払い分に関し遡及実態調査を行い,当該調査結果について出雲労働基準監督署へ報告を行いましたので,お知らせいたします。報告の概要は,下記のとおりです。
本学では,このたびの是正勧告及指導を真摯に受け止め,今後,労働関係法令を遵守し,職員の適正な労働時間管理及び時間外労働等の縮減を図るべく徹底した改善策を講ずるとともに,職員の労働時間に対する意識改革を図る所存です。

//是正勧告内容//
(1)労働安全衛生法に定める定期健康診断の一部不実施
(2)労使協定違反(協定の上限時間である1月45時間超の時間外労働)
(3)時間外労働の手当の不払い分の支払い

//指導内容//
(1)労働時間の実績とパソコンのログオン・ログオフ時刻記録との乖離があり,労働時間が正確に把握されていないと認められることから,実態調査を行い報告すること。
(2)労働時間の適正な把握の改善状況について3月間月1回の報告を行うこと。


なお、是正勧告等に対する具体的な改善策として、
「事務体制について検討を行い,現状では改善が困難な部署へ8月1日付で職員2名を増員」したり、「緊急対策として,時間外労働が多く発生している部署に,パートタイム職員を増員」するなどの対応を行ったようです。そのほかの改善策につきましては、島根大学のサイトでご確認ください。

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