2008年7月31日

横浜市立大学 学位審査等に係る教員の処分

横浜市立大学は、
医学研究科学位審査(平成16年度~平成19年度)において、教員が金銭等の要求・授受や親族の学位審査に携わったとして、関係教員の処分を行ったようです。

(横浜市立大学/2008.07.29)(一部抜粋)

横浜市立大学学位審査等に係る教員の処分及び再発防止策の取組状況について

平成16年度から19年度に行われた医学研究科学位審査において、教員が金銭等の要求・授受や親族の学位審査に携わった問題について、公立大学法人横浜市立大学職員就業規則第49条及び51条の規定により、20名に対し、本日付で次のとおり処分しましたので、お知らせします。...(略)...

//懲戒処分の対象者と処分内容//
対象者は、平成16年度から19年度に、副学長(福浦キャンパスにおける教育研究、及び両病院の教育研究とそれに伴う診療に関することについて学長を補佐)・医学部長・医学研究科長の要職にあった者5名です。
これらの者は、管理監督の立場にある者として十分な対策を講じず、不適切な行為を見過ごし、またうち3名については、自ら不適切な行為に携わっていました。
これらのことは、学位審査及び学位に対する信頼を大きく損なう行為であり、社会的責任は非常に大きく、本学及び本法人の信用を著しく傷つけるに至ったことから、懲戒処分としました。

//懲戒以外の処分(人事的措置)//
学位審査に係り金銭を受領した教員13 名、金銭の受領及び親族の学位審査に携わった教員2名に対し、文書により厳しく訓戒いたしました。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://university-staff.net/mt/mt-tb.cgi/3945