2008年5月 7日

立命館大学 京都学プログラム

立命館大学は、
2009年4月から「京都学プログラム」を新設するようです。

(立命館大学/2008.04.24)(一部抜粋)

文学部人文学科人文総合科学インスティテュート 「京都学プログラム」、「言語コミュニケーション」の新設について

京都学プログラムについて

//理念//
 平安遷都以来、日本文化の重要な発信地であり続けた京都は、日本の他の地域とは異なる歴史的価値をもっています。今日においてもなお、多くの人を引き付ける「京都らしさ」の由来やその背景を、人文学的な手法で正しく検証、解明することは、京都の文化的特色を将来的にも保証し、更には日本文化を根底から理解することに他なりません。京都の文化的価値の本質的な理解と発見を通じて、京都という空間で、つまり、京都「に」学ぶことは、狭義の地域研究にとどまらず、日本文化の根源的な追究と発見につながるのです。
 本プログラムは、プログラム名称にも示すように「京都」を中心とした歴史学的・文学的・地理学的アプローチを中心として、①京都における伝統の形成・創出、②京都の虚像と実像の発見、③時空間を超えて存続する「価値」、発見・創出される「価値」、連関する「価値」の解明、④新たな伝統の創出力の理解を目指します。更にその普遍性を発見、認識していくことで、「京都学」は単に京都に関するテーマを学ぶことにとどまらず、他の地域における援用も可能であることを提唱し、日本各地、そして世界に、日本文化とその応用力を発信することを目指します。

//特徴//
本プログラムの特徴は次の4点です。
 (1)人文学を通した京都の文化的価値の総合的な理解
 (2)京都の本質的な理解 ―フィールドワークなどの実体験を通して―
 (3)「地域の知」と地域貢献
 (4)日本文化を世界へ発信する


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