文京学院大学 公的研究費の適正な運営・管理について
文部科学省からの「研究費の不正な使用への対応について(通知)」(2006年9月4日付)、「科学研究費補助金に係る不正使用等防止のための措置について(通知)」(2006年1月28日付)、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2007年2月15日付)に基づき、各大学では公的研究費等の不正防止への取り組みが行われています。
(文京学院大学/2007.11.01)(一部抜粋)本学は、文部科学省の「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」を踏まえ、下記項目について整備し、本学の研究者が公的研究費の交付を受けた場合に、研究機関として適正な運営・管理を行います。
1.機関内の責任体系
■最高管理責任者・・・学長
■統括管理責任者・・・統括ディレクター(大学事務局長)
■部局責任者・・・・・・・各キャンパスディレクター
2.相談受付窓口
・申請までの事務処理手続き・・・総合研究所事務担当及び教務グループ
・採択後の事務処理手続き・・・教務グループ及び総務グループ
3.意識向上と行動規範
研究者には、公的研究費は国民の税金によって賄われているため、研究者に対する資金であっても、機関管理が必要であるということを、事務職員には、公的資金の適正な執行を確保しつつ、効率的な研究執行を目指した事務を担う立場にあるとの認識を、学内に浸透させます。
研究者及び事務職員の行動規範は、「文京学園教職員倫理憲章」によって定めています。
4.不正防止計画の策定と防止計画推進室の設置
統括ディレクター及び法人事務局長とともに、ガイドラインを踏まえた不正防止計画を策定し、「防止計画推進室」を設置して、不正防止計画の進捗管理に努め、適正な予算執行を行います。
5.不正使用に係る調査の手続き
公的研究費の不正使用に係る調査手続き及び公益通報者の保護についての手続きを定め、透明性を確保します。
6.使用ルール及び不正使用に係る相談通報窓口
公的研究費の使用に関するルール等の相談及び公的研究費の不正使用に係る通報について、統括ディレクター室に窓口を設置します。
不正使用に係る通報・相談窓口・・・統括ディレクター
使用ルール等に関する相談窓口・・・ディレクター補佐
7.モニタリング
機関全体の視点から実効性のあるモニタリング及び監査体制を整備します。