大阪市立大学 ハラスメント行為で停職3ヶ月の懲戒処分
大阪市立大学は、
ハラスメント行為をしたとして教員を停職3ヶ月の懲戒処分としました。
(大阪市立大学/2007.10.23)(一部抜粋)本学は文学研究科教員(教授)が学生に対して、ハラスメント行為をしたことから、本日付けで当該教員を停職3ヶ月の懲戒処分といたしました。
また、当時の同研究科長に対しても管理監督不十分として厳重注意といたしました。
本学では2004年に「ハラスメントの防止と対応に関するガイドライン」を策定し自由で快適な修学・就労・教育及び研究環境を阻害するハラスメントの防止に努めてまいりました。それにもかかわらず、教育研究指導の立場にある教員が学生に対してハラスメント行為を引き起こしたということは、本学としては極めて遺憾であります。
大学としてはこの事態を重く受け止め、今後、再びこのような事態が起こらないよう大学構成員のさらなる意識啓発に努める所存であります。
コメント[2]
この大阪市大文学部社会学研究室の加害教授は,処分当初の教員たちの話とははうらはらに,卒論指導もしています。授業普通にもっています。
おそらく文学部研究科長が社会学教員なので,扱いが甘いのでしょう。
大学に出てくる日は限定されていますが,給料はまるまるもらっているそうです。
被害院生は精神科にかかりながら,博士論文のために苦しんでいるとききました。大学を退学しないところがすごいですが。休学しているということです。
本当に一度教授になると,大学が守ってくれていいですね。この教授,初犯じゃないです。文学研究科はこのままでいいと思っているとしたら,とんでもないです。院生は見ています。他大学の院生からも分野違いの私に聞いてきますから。
大阪市大,しっかりしてください!
Posted by 大阪市大文学部院生 at 2008年4月22日 23:40
大阪市大はこの4月からホームページを更新した際,2007年10月23日に行った文学研究科のハラスメント加害教授への処分について,できるだけ検索しにくい場所に移動しています。
大学本部,文学研究科とも同じです。
ここにその前文とアドレスを掲載しますが,こういった更新は何のために行っているのか,その意図は何なのか,この大学に子どもを通学させている親も考えるべきではないでしょうか。
2007年10月24日 文学研究科長
文学研究科の教員(教授)が学生に対してハラスメント行為をしたことから、当該教員は、2007年10月23日付けで大学より停職3ヶ月の懲戒処分を受けました。
大学教員として重大な職責を担う教員によるハラスメント行為は、教員に対する信頼や尊敬を失わせるものであり、本学ならびに文学研究科の名誉もしくは信用を著しく傷つけるものでありました。
文学研究科の教員がこのような行為を引き起こし、社会に対する信頼を失うこととなったことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。 また、文学研究科としては、こうした事態を未然に防ぎ得なかったこと、そして、そのために被害者の学生の名誉ならびに信用を著しく傷つける結果となってしまったことを重く受け止め、深く反省しております。被害を受けられた方には、心よりお詫び申し上げます。
文学研究科は今回の事態を厳粛に受け止め、今後再びこのようなことが起こらないよう万全を尽くすとともに、研究科の信頼を回復すべく、真摯に努力してまいる所存でございます。
Posted by ハラスメント問題研究者 at 2008年5月14日 07:28