2007年10月 4日

山口大学 フロッピーディスク盗難

山口大学において、
職員が学生の個人情報が格納されたフロッピーディスクを学外へ持ち出し、そのフロッピーディスクが盗難にあったようです。

フロッピーディスクに保存されていたデータは、
215人分の氏名(カタカナ表記)、通帳記号番号などのようです。

(山口大学/2007.09.26)(一部抜粋)

学生の個人情報の盗難について(お詫び)

このたび、学生の個人情報を保存していたフロッピーディスクが本学職員の車中で盗難にあったことが判明しました。
本学では、個人情報の学外への持ち出しは原則禁止としており、学外へ持ち出す時は、暗号化その他の匿名化に必要な措置又はこれに代わる安全確保の措置を講じるものとしていますが、それが為されておらず、学生をはじめ関係機関の方には、大変ご迷惑をおかけしました。職員に対して個人情報の保護について一層の周知徹底を図り、再発防止に向けて万全を期す所存です。


1 盗難にあった個人情報

フロッピーディスクに保存していた情報
本学吉田寮寮生の寮費郵便局自動払込のための情報(顧客番号、氏名(カタカナ表記)、請求金額、通帳記号番号)
215人分(内7人分については保護者の氏名を含む)


2 経緯と対応

平成19 年9月21 日(金)本学学務部の職員より、個人情報を保存したフロッピーディスクを自宅へ持ち帰り、車中に置いていたところ盗難にあったとの報告がありました。当該職員が所轄署に被害届を提出しましたが、現時点でフロッピーディスクは発見されておりません。また、今回の個人情報の盗難にかかる被害等の確認はされておりません。学生に対しては、盗難にあった個人情報の内容や経緯について説明し、今回の事態について謝罪を行っております。


3 今回の事態に至った原因

今回の事態に至ったのは、当該職員が個人情報を学外に持出す際に安全確保の措置を怠ったためです。学生の個人情報については、「個人情報の取扱いに関する方針」、「学生・保護者等に係る個人情報の取扱いについて」を策定し、安全確保の措置に努めてきましたが、このような事故が起きた背景として職員を指導・監督する体制が不十分であったことは否めません。

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