2007年9月 9日

慶應義塾大学法科大学院 1年間法科大学院協会の会員資格停止

法科大学院協会は、
慶應義塾大学法科大学院に対して、1年間の法科大学院協会の会員資格停止の処分を決定したようです。


(法科大学院協会/2007.09.01)(一部抜粋)

会員校に対する処分について

本協会理事会は、本協会規約9 条に基づいて、次の処分を決定しました。

2007 年9 月1 日から1 年間、慶應義塾の本協会会員としての資格を停止する。


なお、上記「会員校に対する処分について」では、
考査委員としての公正さを欠く指導をしたと指摘された、慶應義塾大学法科大学院教員の行為に関する調査結果も公表されています。

(法科大学院協会/2007.09.01)(一部抜粋)

会員校に対する処分について

第1 に、本年2 月から3 月の間、「勉強会」を主催して慶應義塾大学法科大学院の学生及び修了生に対して答案指導をした。

第2 に、同校出身の新司法試験受験者に対し、本年4 月11 日、6 件の新判例について「判旨ポイント」をまとめた文書を電子メールで配信した。

第3 に、本年5 月6 日、新司法試験の行政法に関する論文試験答案を復元したものを同氏に送れば採点して返却することを予告する電子メールを同校出身の新司法試験受験者に配信した。

[関連サイト]
理事長声明「再び理念を確認して」(法科大学院協会/2007.09.01)

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