経済産業省 「平成18年度大学発ベンチャーに関する基礎調査」
経済産業省から「平成18年度大学発ベンチャーに関する基礎調査」の結果が公表されております。
(経済産業省/2007.09.03)(一部抜粋)(1)平成18年度末時点における大学発ベンチャー数は、1590社(対前年度比113社増)であり、5年前の2.7倍となった。
(2)大学発ベンチャーの事業ステージをみると、「研究開発段階」が約49%、「事業段階」が約51%と、本件調査開始以来はじめて「事業段階」が半数を上回った。
こうした大学発ベンチャーの成長指向を分析すると、IPOではなく他企業への事業継承を視野にいれているものもあるなど、多様である。(3)地方圏に所在する大学発ベンチャー数は、5年前の3.2倍となるなど近年地方において増加している。
大学発ベンチャーは高度な教育を受けた人材を地域に惹きつけることや大学の知的財産の活用による社会貢献などの面から、地域における大学発ベンチャーに対する期待は、より高まってきている。