2007年7月10日

慶應義塾大学 新司法試験考査委員の解任に関してのお詫び

今年度(2007年度)の新司法試験において、考査委員を務める慶應義塾大学法科大学院の教授が、試験前に試験問題に類似するテーマを学生に教えていた問題で、法務省は同教授について考査委員を解任しました。
これについて慶應義塾大学がホームページ上でお詫びのコメントを掲載しています。

(慶應義塾大学/2007.07.04)(抜粋)

お詫び(法務省による、慶應義塾大学大学院法務研究科教員の新司法試験考査委員の解任について)

2007年6月29日、法務大臣の定例記者会見において、慶應義塾大学大学院法務研究科・植村栄治教授の新司法試験考査委員の解任が発表されました。 慶應義塾としては、この発表を厳粛に受け止め、以下のコメントを発表します。

 慶應義塾大学大学院法務研究科は、これまで法科大学院の理念に則り、その教育を進めてきました。その中で、この度、植村教授が、関与が禁じられている答案練習会を開催したと法務省から指摘されたこと、および、復元答案に関するメールを送付したことは、考査委員として軽率な行為であったと考えます。慶應義塾に所属する教員のこのような行為により、新司法試験への国民の皆様の信頼を損ねかねない事態を生じさせたことを、慶應義塾として深くお詫び申し上げます。

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