西南学院大学 セクハラで教員が懲戒処分(降任)
西南学院大学は、
教員が学生にセクハラを行ったとして、該当教員を降任の懲戒処分にしました。
(西南学院大学/2006.12.07)(一部抜粋)学校法人西南学院は、2006年11月27日の理事会で大学教員の懲戒を決定し、12月6日の大学連合教授会で該当者の降任を発表しました。
処分の理由は、当該教員が本学学生との対応の過程で、教育活動の範疇を越えた対応を行い、結果的に学生に対して苦痛や不快感を与えたためです。
本学では、学生の苦情申立てを受けて、セクシュアル・ハラスメント防止・対策に関する規程に則り、常設のセクシュアル・ハラスメント防止・対策委員会の下部機関である調査委員会を設置しました。
調査委員会では、申立人、被申立人の双方から事実関係の聞き取り調査を行って事実関係を明らかにし、両人は調査結果を認めました。セクシュアル・ハラスメント防止・対策委員会では調査結果に基づき、被申立人の行為がセクシュアル・ハラスメントに該当すると認定し、今回の処分案を決定しました。大学部長会議、理事会では、その処分案を承認し、正式に決定いたしました。
教育機関としてこのような事態を招いたことについて深く反省するとともに、学生及びその関係の方々をはじめ、社会の皆さまに心からお詫び申し上げます。
なお、当事者の詳細な情報は、個人情報保護の観点及び今後の学生の諸活動に支障を来たし、不利益となる可能性があること等の理由で公表を控えさせていただきますので、ご理解をお願いいたします。
今後は、本件を真摯に受止め、学院一体となって改善に向けて努力いたします。