2006年11月21日

慶応義塾大学と共立薬科大学は合併を前提に協議

慶応義塾大学と共立薬科大学は合併を前提に協議をはじめるそうです。

薬学部を取り巻く状況の変化・・・などなどこれから薬学部がある大学、薬学部をつくる大学には注目しないとだめですね。

(学校法人慶應義塾/2006.11.20)(一部抜粋)

学校法人慶應義塾と学校法人共立薬科大学は、合併を前提として協議に入ることで合意

1.経緯と合意事項
共立薬科大学はこれまで単科の薬科大学として76 年にわたり教育および研究を行ってきま
した。同大学は近年の薬科大学を取り巻く環境変化の中で、新しい時代における薬学の教育研
究組織のあり方を検討してきましたが、従来よりもさらに高い水準での医療および薬学におけ
る教育研究を推進していくために、機関決定を経て11 月6 日に慶應義塾に対して正式に合併の
申し入れを行いました。
これを受けて慶應義塾は、両法人の合併が慶應義塾のさらなる質的充実・発展につながるも
のであると考え、11 月20 日の評議員会において次の事項を決定いたしました。
1. 法人の合併を前提として協議に入ること
2. 2007 年3 月を目途に両法人間で合併する旨の合併協定書を締結すること
3. 合併協定書を締結した場合には、2008 年4 月1 日を目途として慶應義塾に薬学部およ
び大学院薬学研究科を設置すること
※ 実際の合併協定の締結時期・合併の時期は、今後の協議により変更もあり得ます。

...(以下、省略)...


共立薬科大学のサイトにもこの件について掲載されております。

(共立薬科大学/2006.11.20)(抜粋)

共立薬科大学と慶應義塾との合併について

 本学は、開学以来薬学部のみの単科大学として運営してまいりましたが、長期的観点から今後のあり方について検討を重ねた結果、このたび「学校法人共立薬科大学と学校法人慶応義塾は合併を前提に協議に入る」ことで合意いたしました。
 慶応義塾大学は、言うまでもなく我が国を代表する私立大学であり、医学部、看護医療学部、理工学部等を持っています。また、本学は私立薬科大学・薬学部の中で、我が国トップレベルの薬科大学として発展してまいりました。この2つの大学が合併すれば、国際的に通用する薬剤師や薬学研究者の養成が可能となると考えております。
 合併の時期は、今のところ平成20年4月を目途にしようということになっていますが、今後協議しなければならないことが多岐にわたるため、変更もあり得ます。
 今後、慶応義塾側と協議を進め、出来るだけ早く構想をまとめたいと考えております。

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