2006年11月 7日

高校必修科目の履修漏れ問題(3)・・・文部科学省より

高等学校の履修漏れの問題について、文部科学省が卒業認定や入試における取り扱いについて通知をだしています。

詳細は文部科学省のサイトでご覧ください。
ここでは、入試に関する部分のみ抜粋いたします。


(文部科学省/2006.11.02)(一部抜粋)

平成19年度大学入学者選抜における調査書の取扱い等について(通知)


1  平成19年度大学入学者選抜における調査書の取扱いについて

 各大学は、推薦入学等を含めた平成19年度入学者選抜の調査書について、別添通知の記1及び2を踏まえ、出願受付及び合否の判定に当たり、平成18年度に高等学校の最終年次に在学する必履修科目が未履修の生徒及び必履修科目を未履修で既に高等学校を卒業した者を、未履修科目があることをもって不利益に取り扱うことのないよう配慮すること。また、既に合格判定がなされている場合にあっても同様であること。
 また、各専修学校も、この趣旨を踏まえ適切に配慮すること。


2  既に高等学校を卒業した者の大学等の入学資格の取扱いについて

 必履修科目を未履修で既に高等学校を卒業した者については、別添通知の記2により、各学校長において当該者の卒業認定を取り消す必要はないこととして取り扱われるため、当該者の大学及び専修学校専門課程の入学資格については影響を生じないこと。

[関連サイト(当Blog過去記事)]
高校必修科目の履修漏れ問題
高校必修科目の履修漏れ問題(2)

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