2006年10月24日

「学びの銀河」プロジェクト

岩手大学では、ESDを大学教育に取り入れるプロジェクトが始まっています。
なお、この取り組みは2006年度の現代GPに採択されています。


(岩手大学)(一部抜粋)

持続可能な社会のための教養教育の再構築
-「学びの銀河」プロジェクト

//取組の概要//

 持続可能な社会づくりには環境問題に加えて他の社会・経済問題に対する理解と問題解決の行動が求められることから、これまでコアカリキュラムとしてきた環境教育科目に加えて、すべての教養科目にESD(「持続可能な開発のための教育」)を織り込み、教養教育を「21世紀型市民」育成のための教育プログラムとして再構築する。2)ESDのコアを「尊重の価値観」として、4つの領域と「関心の喚起」から「問題解決の体験」までの4つのタイプによって教養科目を構造化し、履修科目選択を星座に譬えてイメージさせ、複眼的視野の育成を図る(「学びの銀河」プロジェクト)。3)学外の団体と協働して県境の産廃問題など、地域の具体的な問題をテーマとする高年次教養科目を新設する。4)各学部の専門科目にもESD科目を認定し、教養教育と専門教育を横断して、持続可能な社会づくりに主体的に参画する人材を養成するESD副専攻を立ち上げる。


ESDについては、ESD-J(↓関連サイト参照)のサイトが参考になると思うので、見ていただければと思います。

(ESD-J)(一部抜粋)

持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するには、わたしたち一人ひとりが、互いに協力し合いながら、さまざまな課題に力を合わせて取り組んでいくことが必要です。そうした未来へ向けた取組みに必要な力や考え方を人々が学び育むこと、それが「持続可能な開発のための教育=ESD(イー・エス・ディー)」なのです。

[関連サイト]
「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)

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