札幌医科大学 個人情報流出・・・ファイル交換ソフト!?
札幌医科大学において、個人情報が流出したようです。
医学部の学生が自宅で使用していたパソコンから、ウイルスによって流出したもよう。
やはりファイル交換ソフト(Winnyなど)をつかっていたそうです。
(札幌医科大学/2006.10.13)(抜粋)このたび、本学医学部の学生が自宅で使用しているパソコンから患者さまの診療情報を含むファイルがインターネット上に流出したという事実が判明しました。
これまでに、情報が流出した患者さまに対しては、流出の経緯や流出した情報の内容等を説明するとともに、今回の事態について謝罪を行っております。
このような事態が発生したことは、誠に遺憾であり、患者さまをはじめ、関係者の皆様に心からお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けて万全を期すこととしております。
記
1 流出経路について
医学部学生が臨床実習のレポートに必要な個人の診療情報をメモし、このメモを基に自宅のパソコンにおいてレポートを作成し、そのファイルを保存していたところ、このパソコンは、ファイル交換ソフトを使用しており、ウイルスに感染したことから、流出したものと推測されます。
2 流出した可能性のある情報について
個人の診療情報を要約した資料
① 個人の氏名が含まれている資料 3名分
② 個人のイニシャルが含まれている資料 1名分3 今後の対応(再発防止策)について
(1)札幌医科大学においては、個人情報の適正な取扱いを確保するため、「情報セキュリティポリシー」や「個人情報保護に関するガイドライン」などを定め取り組んでおります。
(2)今回の事態を厳粛に受け止め、今後、こうした事態が生じないよう、個人情報の管理の徹底を図ることにより、再発防止に努めることとしております。
① 緊急的対策として、医学部学生を対象に私物パソコンの保有状況・ファイル交換ソフトのインストール状況等を点検するとともに、情報セキュリティに関する特別講習会を早急に実施いたします。
② 恒久的な対策として、個人情報の取扱いに関するルールを再点検し、個人情報を含むファイルの暗号化等セキュリティ対策をより強化するとともに、リーフレットの作成等による一層の周知徹底を図ります。