2006年9月30日

教員の指導が重圧で自殺・・・。

岐阜大学は、教員を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。

その理由は・・・、

ゼミに所属する4年生の学生が卒業を前に自宅で自殺しました。
大学の調査では、教授の指導が精神的な圧力を与えたと認定して、その結果の処分です。


(岐阜大学/2006.09.26)(抜粋)

国立大学法人 岐阜大学職員の懲戒処分について

 平成18年9月25日(月)付けで,岐阜大学教授(男性,40歳代)を懲戒処分(停職1か月間)といたしました。

 今春,卒業を控えた学生(学部4年生)が自殺し,その遺書に修学上のことが書かれていたことから,本学が調査したところ,指導教授の学生に対する教育指導は,著しく不適切であると言わざるを得ず,学生に対して無用な精神的プレッシャーを与え,学業の意欲を低下させ,就学環境に悪影響を及ぼしました。

 大学教員として,重要な職責を担う教授の行為は,教員に対する信頼や尊敬を失わせるものであり,本学の名誉若しくは信用を著しく傷つけるものでありました。

 本学教育職員が,このような不適切な行為を引き起こし,社会に対する信頼を失うこととなったことは誠に遺憾であり,深くお詫び申し上げます。

 本学としてはこの事態を重く受け止め,再びこのようなことが生じないよう,社会の信頼に応えるべく教職員一同,より一層努力をしてまいる所存であります。

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