沖縄国際大学 米軍ヘリ墜落から2年目・・・
沖縄国際大学に米軍のヘリが墜落したのはもう2年前のことになるんですね・・・。
(沖縄国際大学/2006.08.11)(抜粋)米軍ヘリコプター墜落事故から2 年目の8 月13 日を迎えるにあたってのメッセージ
来る8 月13 日、本学に米軍ヘリコプターが墜落した事故から2 年を迎えます。
事故直後の混乱は次第に収まり、大学はようやく静かな環境を取り戻しつつあります。しかし、あの日ヘリコプターが墜落したことで、大学や大学周辺の人々の心は墜落事故以前とはまったくちがうものになってしまいました。
静かで平和な環境の下で学問研究・教育活動に専念することが本来の使命である大学は、以前のように平静を取り戻したかのように見えますが、繰り返し抗議してきたにもかかわらず、今でも上空を飛び続けているヘリコプターを見るたびに、再度墜落するのではないかという不安を禁じえません。
そうであるが故に、われわれは、ヘリコプターに大学の上空を飛んでほしくないという気持ちをあらためて表明するために、8 月11 日から8 月13 日まで建築中の新本館に「NO FLY ZONE」と表示した横断幕を掲揚することにしました。
墜落事故後には、使用不能となった旧本館から移動することを余儀なくされ、約2 年間仮設プレハブにおいて、何かと不便な環境の下、各種の業務を行ってまいりました。こうした中で、現在建築中の新本館は10 月末に完成する予定です。新本館は、使用不能となった旧本館を2.4 倍ほど大きくしましたが、建て増した部分の建築費は本学の負担であり、米軍や防衛施設庁からの賠償は、旧本館取り壊し時の資産価額相当分であります。
また、大学では保存してある旧本館の壁の問題等について、新本館の完成後に検討する予定です。
皆様には、何卒、ご理解くださいますようお願いいたします。
同じ高等教育機関で働くものとして、
全国の大学でいっせいにアドバルーンをあげるとか、この事件を風化させないようになにか行動したいものですね。
[関連サイト(当Blog過去記事)]
・沖縄国際大学 米軍機飛行中止求めるコンサート
・沖縄国際大 ヘリ墜落の建物、その後・・・。
・沖縄国際大学 アドバルーンで抗議