2006年5月11日

大阪府立大学 学生情報の入ったHDDの紛失

 大阪府立大学において、学生情報が記録された携帯用ハードディスクドライブ(HDD)を学外で紛失するという事象が発生したようです。

(大阪府立大学/2006.05.09)(一部抜粋) 学生情報の入ったハードディスクの紛失について

 本学経済学部の教員がインターネットカフェに自己の所有するハードディスクを持参し、データを用いた作業を行った後、ハードディスクを置き忘れてしまいました。現時点でも所在は不明です。
 紛失したハードディスクの中には、学生の成績等個人情報が記録されており、これらが、外部に漏れる可能性があります。
 ご迷惑をおかけした学生及び府民の皆様に、心からお詫び申し上げますとともに、今後は、再発防止に全力をあげて取り組みます。

1.事実経過
 平成18年5月3日水曜日午後8時頃、大阪府立大学経済学部助教授(35歳・男性)が、大阪市内のインターネットカフェに自分の所有するハードディスクを持参し、データを使って作業を実施した後、ハードディスクを持ち帰ることを忘れ、約1時間後にこのことに気がつき、店に問い合わせたが見あたらなかった。
 そのため、翌5月4日、警察に届けを出したが、現在のところ発見されていません。
 このハードディスクは、教員の所有物であり、主に研究論文の作成や学生に配布するための教材の作成に利用していたものですが、ハードディスクの中には、府立大学の「情報セキュリティ基準」において学外への持ち出しが許されていない学生情報も含まれています。

2.当該ハードディスクに記録されていた学生の情報(人数は延人数)

 *省略

3.今後の対応
(1)再発防止策
 再発防止のため、教職員に対する指導・啓発を一層強化するとともに、ハード・ソフト面からも十分検証し、二度とこのようなことが起こらないよう万全を期していきます。
(2)学生への対応
 当該学生に速やかに事実関係を知らせるとともに、学長名でお詫びの文書を送付します 。


様々な情報漏えいの事件・事故が発生している今日でございますが、
やはり、いろいろなところで言われているように、
データが漏洩したとしても、そのデータの内容は解読不可能、といったような技術的対策をとっておくことが必要だと思います。


[関連サイト]
大阪府立大学

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