神戸大学 基盤システムをIBMが受注
神戸大学の基盤システムを日本IBMが受注したそうです。
(日本IBM/2006.04.20)(抜粋)日本IBMは、国立大学法人神戸大学から、約18,000人の全学生と約5,000人の教職員を対象とした、同学の新情報システム基盤の構築を落札・受注しました。
新情報システム基盤は、多様化する利用者ニーズへの対応に加えて、共通化可能な情報サービスを集約することで学内のシステム最適化を目的としており、2006年4月から本格的に稼働しています。
新情報システム基盤は、六甲台、名谷、深江、楠の4キャンパスを結び、約23,000人の全学生・教職員が利用する大規模なシステムで、IBM®のUNIX®サーバー「IBM eServer® p5」13台、PowerPC®プロセッサーを搭載した1,215台のクライアントPC、および総容量が約30テラバイトに及ぶIBMのストレージ「IBM TotalStorage®」で構成されます。
新情報システム基盤は、IBMの高性能UNIXサーバーと大容量ストレージの組み合わせを核とし、計算サーバーについては、従来に比べ4分の1のプロセッサー数で2倍程度、高速な処理能力を提供します。
また、「IBM eServer p5」が持つ論理区画機能を活用することにより、サーバーの物理的な台数を抑制することができ、運用管理を含めたコストの削減を実現すると共に、「IBM eServer p5」の論理区画機能は、稼動中でも動的にCPUやメモリーの資源を割り振ることができるため、複雑・大規模な計算など処理が一時期に集中する場合は、サーバーの資源を混みあった処理に集中するなど、柔軟に対応することができます。
「IBM eServer p5」の論理区画上では、システム要件にあわせてAIX 5L™とSUSE LINUX® Enterprise Server 9が稼働し、今回新たに導入される認証システムなどが動作しています。この認証システムには、日本IBMの大和ソフトウェア研究所(神奈川県大和市)の技術も活用されています。
私が情報システム部門なので、たまには「情報システム」ネタを取り上げてみました(笑)