2006年3月13日

慶応義塾 格付けで「AA」「AA+」継続

学校法人慶応義塾が、格付け評価で「AA」と「AA+」の評価をうけました。

評価したのは、米国格付け機関のスタンダード&プアーズ、と国内の格付け機関である格付投資情報センターです。

(学校法人慶應義塾/2006.03.09)(抜粋)

慶應義塾、S&P格付け「AA」、R&I 格付け「AA+」継続

学校法人慶應義塾は、米国格付け機関スタンダード&プアーズ(S&P)、および国内大手格付け機関である格付投資情報センター(R&I )から 、今年度で3回目となる格付け評価を受け、長期発行体格付けが継続されました。詳細は両機関のプレスリリースをご覧ください。

S&PAA(ダブルエー)/安定的S&Pからのプレスリリース(PDF_27KB)
R&I AA+(ダブルエープラス)/方向性:安定的R&I からのプレスリリース(PDF_17KB)

スタンダード&プアーズのプレスリリースの一部を見てみよう。

(スタンダード&プアーズ/2006.03.09)(一部抜粋)

S&P、慶應義塾の格付けを「AA」に据え置き

スタンダード&プアーズは本日、学校法人慶應義塾の長期発行体格付けを上記の通り据え置いた。大学部門は多様性、先進性に富むトップレベルの教育・研究能力を有し、学生獲得や外部資金獲得などで非常に高い競争力を維持しており、大学間の競争が激化するなかでも優位を保っている。日本の高等教育分野のリーダーとして、教育・研究面の拡充に継続的に取り組んでおり、最近は特に国際連携で進展がみられる。収入源は医療収入を除いても他の私大に比べ多様化され、安定的な収入を維持する一方で、病院経営などの経営改革によってコスト構造の改善も進みつつある。財務方針は非常に保守的で、実質無借金の状態を維持している。...(以下省略)

なお、プレスリリースでは、慶応義塾の150年記念事業にも触れ、

総事業費900億円のうち28%(250 億円)を寄付金で賄う計画だが、日本で群を抜く校友ネットワークを誇ることから、募金面での懸念は小さい。

と評価している。

250億円の寄付の実現性において、懸念されることが少ない・・・ってすごいな、慶応義塾。

[関連サイト]
学校法人慶応義塾

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