2005年12月 2日

団塊世代よ、大学へ旅行に行こう?!

JTBは山口大学、弘前大学と提携し、「シニアサマーカレッジ」なるプランを提供するようです。

いわば、大学への旅行。
大学見学とかではありません、「生涯学習」というんでしょうか。

ホテルなどの宿泊機関では、平日の空き部屋対策にもなり、
自治体にとっても、あたらな観光資源になると・・・。

ほほー。

なお、北海道大学も実施に向けて検討にはいっているようです。

(JTB/2005.11.30)(一部引用/PDF)


産学連携 団塊世代定年退職への新たな取り組み

 JTBは、2006年夏より団塊世代定年退職および国内ロングステイへの新たな取り組みとして山口大学、弘前大学と交流型教育事業「シニアサマーカレッジ」を開催する。交流型教育事業とは地域住民と地域外住民が大学施設を使って交流をしながら本格的に学習するシニア向けの新たな教育事業で、参加者は50歳以上に限定をし、全国で募集を行なう。受講料は130,000円前後を予定しており、各大学で最大300名まで募集する。
 JTBは本事業を交流文化産業への取り組みと位置づけ、既に実施に向けて検討を行なっている北海道大学をはじめとする他大学へも呼びかけている。

[関連サイト]
株式会社ジェイティービー

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コメント[2]

おおー、これはおもしろいですね!
以前から、
「退職後のシニア層は、大学の新しい顧客ターゲットになりうる」
といった声がなかったわけではありませんが、ここまで具体的に、かつピンポイントに施策を進めている話は始めて聞きました!

大都市圏から見たときに、山口大、弘前大が、鉄道旅行としてほどよい距離にあるというのも、ポイントなのでしょうね。
こうしたところに大学の経済価値が見出されるとは。

こういった産学連携もなかなか面白いですね。

こういったアイデアを大学側から企業に提示できればいいんでしょうね。