東京医科大学病院 個人情報の目的外使用
東京医科大学病院で個人情報の目的外使用があったということで、お詫び文が同病院のHPに掲載されておりました。
私が思うに、厳密に言えば「個人情報の目的外使用」になるかとおもいますが、
この件を簡単にいうと、同病院を退職した医師が患者の個人情報を持って退職し、その情報を使ってDM(ダイレクトメール)を送ったってことです。
ということは、「個人情報の第三者提供」ってことになりますよね・・・。
今回の場合は病院ですが、
学生などから情報を得る場合、それを管理する(している)のは大学だってことです。
あたりまえですが職員が保有している情報であっても、業務で知りえた情報であれば、もちろん大学の管理下にあるものです。
私的に利用してはいけませんよ!!!
(東京医科大学病院/2005.09.28)このたび、個人情報の目的外使用に該当する事例が発生しましたのでお詫びすると共に、ご報告いたします。
事例は、当院を退職した医師が、患者さま情報を目的外に使用しているのではないかとの苦情が患者さまからあり、調査の結果、その事実が判明いたしました。当該医師が患者さま宛に244通の開院案内状を、入手した情報にもとづいて発送しておりました。
当院としては、当該医師に厳重に抗議すると共に、すべての患者さま情報を回収し、処分いたしました。さらに、案内状を送付した患者さまにお詫びの書状をお送りすると共に、顛末を下に示す書式で院内掲示し、インターネットのホームページにも掲載する次第です。
当院は、この事実を重く受けとめ、患者さま情報を取り扱う医療情報室の情報管理を一層厳格に改変し、今後同様のことが二度と生じないよう努めてまいります。
東京医科大学病院は、患者さまの個人情報の保護の徹底を図ると共に、社会に開かれた病院像の確立を目指して努力を続けてまいります。
今後共一層のご理解とご指導を賜りますようお願い申しあげます。