2005年8月30日

東洋大学 第2白山キャンパス

白山にある旧最高裁判所書記官研修所という施設を、法科大学院の新キャンパスにするために改修工事を行うようです。

なんだか、最近新キャンパスラッシュじゃないですか?

(建通新聞/2005.08.29)

旧最高裁書記官研修所改修が本年度からスタート 東洋大学

■東洋大学(文京区白山5ノ28ノ20)は、白山にある旧最高裁判所書記官研修所を法科大学院などの新キャンパス(第2白山キャンパス)として使用するため、本年度から改修工事を実施する。多目的ホール、スポーツ施設などは平成18年度中に、研究棟は平成19年度から大学施設として供用するよう整備を進める。また、現在の白山キャンパスでは、教室の改修・防音化などを行う。
 旧最高裁判所書記官研修所は、文京区白山2ノ151ノ1の敷地1万8571平方㍍に所在。研修棟など4棟が既存している。同研修所が昨年3月に埼玉県和光市へ移転したことにより、未利用となっている。東洋大学は、この土地・建物を昨年2月の国有財産関東地方審議会を経て取得。現在の白山キャンパス内にある法科大学院、研究所、スポーツ施設などを移設し、白山第2キャンパス(仮称)する計画。設計は、日建設計(千代田区飯田橋)が担当している。
 既存の施設は、昭和44年建設の研修室、講義棟(いずれも鉄筋コンクリート造4階建て)、講堂(鉄筋コンクリート造平屋)、昭和61年建設の寄宿舎棟(鉄筋コンクリート造3階建て)-の4棟。敷地内には桜やイチョウなどの樹木が約300本植栽されている。
建物の状態が比較的良好なことから、改修を行ってそのまま大学施設として利用することになった。
 旧研修棟は主に法科大学院の講義棟として、旧寄宿舎は主に研究所の研究棟として、旧講堂は講演、研究発表などに利用する多目的ホールの用途に変更する予定。また、キャンパス内にはフットサルコート、バレーボールコート、テニスコートをそれぞれ1面ずつ整備して、大学院生のスポーツ施設とする。樹木につきましては、景観保持の観点から、可能な限り残す方針。研究棟のみが19年度の供用開始。その他の施設は18年度の供用開始を見込む。。
 17年度の施設関係支出は17億3968万円、設備関係支出は17億2421万円。第2白山キャンパス整備のほか、白山キャンパスでは既存校舎の教室・情報関係施設への改修、一部教室の防音化などを実施。朝霧キャンパスでは、ライフデザイン学部人間環境デザイン学科のデザイン工房設置のための既存校舎改修を行い、18年度の開設に備える。

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