2005年8月 9日

ずいぶん前のニュースですけど

昨日、中国政府が奨学金や助成金を拠出するということをご紹介しましたが、ニュースが書かれていたサイトを探検していたら、今年2月のニュースを目にしました。

え?と思うような記事でしたので、ご紹介。

政府が大学宛の通達で、「宴をひらけ!」というもの。さすがは中国。

(中国情報局/2005.02.01)
緊急通達「帰省できない貧困学生のために宴を」

 中国教育部は全国の大学など高等教育機関に対し、今回2月9日に迎える「春節(旧正月)」にも実家に帰れない貧しい学生のために、学校が暖かい宴の時を提供するように、との緊急通達を行った。31日付で新京報が伝えた。

 すでに全国の大学では「春節」休みが始まっているが、経済的な理由などから親元に帰らず、学校にとどまって年越しをする学生もかなりいる。中国では「春節」の前の晩(大晦日)には一家が集まって団らんするのが習慣になっており、この時期に独り過ごさせるのは忍びない、との配慮だ。

 教育部の通達は、こうした学生たちのために学校が企画して、大晦日の楽しい食事を用意したり、大晦日のテレビの「春節」特別番組を観るなどのパーティーを開催するように、というもの。

 学生たちは故郷の人々の顔を思い浮かべながら、人生の暖かい春を迎えるための修行を今しばらく続けることになる。


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