2005年4月27日

コンピュータ・サイエンス関連の学部は危ない?!

アメリカでの調査によると、コンピュータ・サイエンス分野の人気が落ちてきているようです。

ITはもうあまりにも身近な存在になってしまっていて、特に注目すべき存在ではないということでしょうか???

次にくる人気分野はなんでしょうかねぇーーー。
最近では、「株」「企業買収」「合併」とかがニュースの見出しでよくみかけますから、
経営系の分野がくるのではないでしょうかねぇ?どうです?

または、「心」。心理系の分野も伸びてくると思います。
ITによって、人と人とのコミュニケーションも変わってきていますし、
注目すべき分野だと私は思います。

(日経BP)

「コンピュータ・サイエンスの専攻予定者が大幅減少」、米調査

「過去4年間に、米国大学の新入生のあいだでコンピュータ・サイエンスの人気が大幅に低下している」。計算科学に関する研究協会Computing Research Association(CRA)が、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の調査結果を引用するかたちで発表した。それによると、米国大学で「コンピュータ・サイエンスを専攻する予定」と答えた新入生の割合は、2000年から2004年にかけて60%以上減少し、1980年代初めのピーク時と比べると70%も減っている。

2004年秋の全新入学生のうち、コンピュータ・サイエンスを専攻する割合は約1.5%。男子学生の専攻予定者が約3%であるのに対し、女子学生は0.5%を下回り、1970年代初頭以来の最低レベルを記録した。

CRAの調査においても、過去2年間で、コンピュータ・サイエンス専攻予定の入学者は年間7%減少した。「今後、コンピュータ・サイエンスの学位取得者は大幅に減少する可能性がある」(CRA)

女性の学位取得についてみると、「農業科学」や「自然科学」など、コンピュータ・サイエンス以外の分野の大半は、女性の学位取得者の割合が増えているのに対し、コンピュータ・サイエンスは1980年代後半に30%を切って以来、低水準のまま推移している。

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