岐阜薬科大学、岐阜大学敷地内に新施設
(建通新聞) 岐阜薬科大学 17年度に新学舎建設基本計画策定岐阜市は、岐阜薬科大学の「新学舎」建設に向け、17年度に基本計画を策定する。策定業務の委託先の選定方法は未定。
同市は、薬剤師法改正に伴う薬学教育6年制への移行に対応するため、岐薬大の一部施設を岐阜大学敷地内に移転する方針を固め、当初予算案に基本計画策定費970万円を盛り込んだ。1年をかけて基本計画を策定する。18年度には実施設計に着手し、19年度の着工、21年度の完成を目指す。
同市の計画試案によると、新学舎は6階建て延べ1万平方㍍の規模を想定。事業費は建設費や研究用備品などを含め約50億円。建設候補地は柳戸の岐阜大学医学部校舎の南側駐車場で約5000平方㍍の敷地。
岐薬大は、18年度から6年制の(仮称)「医療薬学科」と4年制の(仮称)「創薬科学科」の2学科に改編する。移転に伴い設置する機能は、薬剤師養成課程で病院での実習が義務付けられた医療薬学科(5、6年生)のほか大学院、岐阜医・薬・工連携共同研究施設、企業との共同研究施設を配置する計画。
(2005/03/17)