2004年12月30日

菅直人前代表 法政大学大学院の客員教授に

(毎日新聞)

民主党:菅直人前代表 法政大学大学院の客員教授に

 民主党の菅直人前代表が来年4月から半年間、法政大学大学院の客員教授として教壇に立つ。「脱官僚政治」を目指してきた菅氏の講義テーマは「国民主権論」。菅氏は「憲法や国のかたちについて、自分の考えをまとめるいい機会と思って引き受けた」と語るが、党内からは「代表への復活をあきらめていない証拠」との声も出ている。

 5月に代表を辞任した後、坊主頭で四国のお遍路に出かけるなど独自の行動をとってきた菅氏だが、政策ブレーンの一人の五十嵐敬喜法政大教授から話が持ち込まれた。週1回1時間半、夜の講義を受け持つという。

 自身のホームページには「憲法議論を進める上で大きく抜け落ちているのが明治維新から太平洋戦争が終わるまでの80年間をどう総括するかだ」と書き込み、早くも準備に余念がない。
(2004/12/27 19:45)

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コメント[1]

菅さん、久しぶりですね。最近は世間で話題になっている各界著名人を、積極的に大学へ招致することがさかんですよね。「北野武・東京芸大就任」も記憶に新しいところです。個人的には、こういう動きは賛成です。現場を知らないセンセイ方だけでなく、現場第一の方が教壇に立つ…今の学生さんは羨ましいです。
ただ難しいのは、来て頂いた著名人の方に、いかに学生の興味や将来に結びつけてもらうか、という事だと思います。ウチでも最近、現場で活躍されておられる方に多数お越し頂いていますが、「専門的すぎてついていけない」とか、「学生に知識がなさすぎて初歩から教えるには時間がなさ過ぎる」といった問題がでてきています。せっかく来られた方の知識を、学生にどう還元するか。我々、職員のハンドリングが問われる所ですな、って自分への戒め~。