大学職員のための大学院（桜美林大学 大学院）
桜美林大学大学院には、大学職員向けの「大学アドミニストレーション専攻」があるようです。
通学制と通信制の２種類あり、通信制は2004年4月に開設されたようです。
すごく興味がありますが、学費が２年間で約130万円･･･。
私には到底手の出ない金額です。
（桜美林大学）●"通信制大学院"で、大学経営のエキスパートに!! 大学改革を支える人材を養成
アドミニストレーター養成は大学運営の急務
大学アドミニストレーション専攻――これは、現職の大学職員のために開設された、アドミニストレーターの養成を目的とする大学院です。大学アドミニストレーターとは、大学の管理・運営にあたる行政管理の専門職のことです。個々の大学がもつ固有のミッション(使命)を成就させるための戦略を策定し、その方針に基づいて積極的な大学運営を行っていくエキスパート、それが大学アドミニストレーターであると言うことができるでしょう。
18歳人口の減少という危機の中で、今日の日本の大学は厳しいサバイバルの渦中にあり、根本的な改革が求められています。典型的な非営利組織の一つであると言えども、現在の大学は、営利組織と同様に明確な運営方針に基づいた高度なマネジメント能力が要求されていいのです。しかし、従来の大学は、教育研究の方に重点を置くあまり、創造性や改革性よりも、社会変化が乏しかった時代の経験主義や体験主義に基づく運営方針から脱却できていないのが現状です。
激しく競合し合う環境の中で、大学が真に個性を輝かせるためには、社会の変化を的確に把握し、科学的な現状分析に基づいた将来への戦略・方向性を示すことのできる高い専門性を持った人材＝アドミニストレーターを、教授スタッフとともに大学を支えてきた大学職員の中に求めること以外にないでしょう。
