琉球大学 時間外労働手当など算出に誤りがあり追加支給
琉球大学では、一部の教職員に対して時間外労働手当などの手当が正しく支給されていなかったと公式ホームページで発表しています。
(琉球大学/2022.03.11)(一部抜粋)一部の教職員に対する時間外労働手当等の誤支給について(お詫び)
標記のことについて、時間外労働手当、休日給及び夜勤手当の支給に当たり、給与システムが下記の諸手当を反映させて算出することに対応等ができていなかったために、一部の教職員に対して時間外労働手当等の割増分が正しく支給できていないことが判明しました。
このことは、平成16年4月(法人化)以降又は手当新設時から対応できていませんでした。
賃金の支払いに関し、このような不手際があったことについて、ご関係者の皆様に対し深くお詫び申し上げます。...(略)...【発生要因】
法人化後は労働基準法が適用されることとなるため、本来は、上記諸手当を基礎額算出の対象とすべきところ、汎用システムを継続利用してきたことや、手当新設時の対応作業が適切に行われなかったことから、当該手当が基礎額算出の対象から漏れ落ちたままとなっていたものです。...(略)...
【再発防止策】
・給与システムについて、必要なシステム改修を行う。
・各手当に対応する時間外労働時間を確認できる管理簿を新たに定める。
・給与規程改正時には、給与規程担当部署と給与支給(システム)担当部署において、規程改正内容に係る情報共有の場を設け、システムへの影響内容等について、相互に確認を行う。
・システムの修正及び稼働状況について、給与規程担当部署及び給与支給(システム)担当部署に加えて担当者外の第三者の確認者も含めたトリプルチェックを行う。