2022年1月25日

北星学園 私学共済掛金を過少納付!?

北星学園大学などを運営する学校法人北星学園は、教職員が加入している私学共済において、その掛金算定ベースとなる標準報酬月額を誤って算定し、一部の教職員で掛金の納付が過少になっていたようです。

(学校法人北星学園/2021.12.17)(一部抜粋)

退職教職員の皆さまへ:「私学共済掛金過少納付問題」に係るお詫び

北星学園を退職された皆さまへ

 一部新聞報道にもございましたが、教職員が加入している私学共済において、その掛金算定ベースとなる標準報酬月額を誤って算定し、一部の教職員で掛金の納付が過少になっていたことについて、退職された方も含め、関係する教職員の皆さまには、ご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申しあげます。
 2020年10月22日に第三者委員会が発足し、この問題についての調査が開始され、2021年8月2日付けで調査報告書が提出されました。報告書では、学校法人北星学園が私学共済に加入したのは、昭和29年であると推測されますが、当時の事情を知る者はいないので、なぜ過少納付となったかは不明であること、その後、過少納付に気づいた共済事務担当者がおり、管理職に報告しましたが、報告を受けた管理職が問題であることに気づくことができず、または共済制度に係る知識が不足していたため、適切な調査や状況の把握、私学事業団への確認などを行わなかったことが原因であると指摘されています。
 理事会においては学園が負うべき責任の重さを踏まえて、事務職員の研修制度や配置の見直し、学園ガバナンス・コードの作成、公益通報窓口に関する規程の整備などの再発防止策を確認しました。...(略)...

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