2022年1月11日

京都大学 スーパーコンピューターの約77TBが消失!?

京都大学の学術情報メディアセンターは、スーパーコンピューターに保存していたデータ約77TB分が消失したと発表しています。
なお、今回のデータ消失は、このスーパーコンピューターを納入した日本ヒューレット・パッカードが「この度のファイル消失は100%弊社の責であると考えており、補償につきましては、ユーザ様、並びに、貴学のご意向に沿うようにいたします。」と報告書を京都大学側に提出しているようです。

(京都大学学術情報メディアセンター/2021.12.28)(一部抜粋)

スーパーコンピュータシステムのファイル消失のお詫び

2021年12月14日 17時32分 から 2021年12月16日 12時43分にかけて,スーパーコンピュータシステムのストレージをバックアップするプログラム(日本ヒューレット・パッカード合同会社製)の不具合により,スーパーコンピュータシステムの大容量ストレージ(/LARGE0) の一部データを意図せず削除する事故が発生しました.

皆さまに大変なご迷惑をおかけすることになり,深くお詫び申し上げます.

今後,再びこのような事態の生じることのないよう再発防止に取り組む所存ですので,ご理解をいただきますよう,どうぞよろしくお願いいたします.

//ファイル消失の影響範囲//
・対象ファイルシステム: /LARGE0
・ファイル削除期間:2021年12月14日 17時32分 ~ 2021年12月16日 12時43分
・消失対象ファイル:2021年12月3日 17時32分以降,更新がなかったファイル
・消失ファイル容量:約 77TB
・消失ファイル数:約 3400万ファイル
・影響グループ数:14グループ (うち,4グループはバックアップによる復元不可)

//ファイル消失の原因//
スーパーコンピュータシステムの納入会社である日本ヒューレット・パッカード合同会社によるバックアッププログラムの機能改修において,不用意なプログラムの修正とその適用手順に問題があったことで,本来は不要になった過去のバックアップログファイルを削除する処理が,/LARGE0 ディレクトリ配下のファイル群を削除してしまう処理として誤動作しました.
...(略)...

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