2018年6月 7日

小樽商科大学・帯広畜産大学・北見工業大学 2022年4月をめどに運営法人の統合をめざす

小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学は、
2022年4月をめどに運営法人の統合をめざすことで合意書を締結したようです。

(小樽商科大学/2018.06.05)(一部抜粋)

北海道内国立大学法人の経営改革の推進に関する合意書を締結しました

5月29日(火)、帯広畜産大学、北見工業大学及び本学の3大学が経営改革の推進に関する合意書を締結しました。合意書は、18歳人口の減少、産業構造の変化等の高等教育を取り巻く状況に対応し、北海道経済・産業の課題解決とその発展及び国際社会の繁栄に一層貢献するため、商学、農学、工学の「実学」を担う3大学が協働により経営改革を推進することに合意するものです。

今回の合意は、本学が中心で推進してきた「文理融合型大学間連携事業」により、3大学が連携を深めたことをきっかけにしたもので、3大学の教育研究機能を強化し、北海道の未来に貢献することを目的としています。

合意書では、3大学の教育研究活動、教員人事配置等の自主性・自律性を確保し、3大学の専門分野の成果・知見を融合する連携事業を推進するとともに、特色ある教養教育の充実及びリカレント教育等の専門教育の充実に努めることとしています。また、経営統合に当たっては、3大学の均衡ある発展に資するとともに、北海道の広範な地域の要請に的確に応えるための体制を構築することとし、平成34年4月(第4期中期目標期間開始時点)に経営統合することを目標としています。

締結後の記者会見において、和田健夫学長は、「経営統合にあたり2つの想いがある。1つは国立大学の方向性・将来像である。国立の単科大学が存在感を示しつつ連携することによって、総体としての力を発揮したい。もう1つは、国立大学のミッションである。国立大学には、科学技術への貢献、知の創造・継承、均質で良質な教育、地域の発展といった共通のミッションがある。今まで以上にミッションを果たすための連携である。」と熱い想いを述べました。

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